DEERSKIN - ジビエ鹿革について

ジビエレザーはサスティナブル素材、エシカル素材であり、革として利用しなければ捨てられてします。そのため、このような素材を再利用していくのがジビエレザー事業になります。



2021年時点では、環境省と農林水産省は現状のシカ、イノシシの個体数が多すぎる状態と認識しており、今後も捕獲数を増やしていく活動を続けていくそうです。害獣による全国での農林被害額は150億円を超えるとも言われています。日本国内ではおよそ60万頭のシカが害獣駆除の対象になっています。

ジビエ革誕生までの流れ

行政から駆除の依頼→シカやイノシシを駆除→ジビエ肉の採取→残った皮を集める→皮を加工して再利用できる革製品にする。

 

上記のように革製品の為に使用する事を目的にした素材ではなく、害獣被害を防ぐのが第一の目的になり、その副産物のジビエ肉のまたさらに副産物がジビエ革です。

すべてが一点物になる天然素材のおもしろさ

我々は加工時に環境や人体に優しい自然体な原料を使って出来るだけ加工しているので、自然界で生きてきた動物のありのままを出来るだけ製品に使用していく事を心がけています。(擦り傷や皴なども最大限そのまま製品に使用)

ジビエ鹿革のグローバル・スタンダードへ

ミルデモンドのジビエ鹿革製品の素材は世界トップレベルの安全な繊維製品の証「エコテックスタンダード100」を取得しています。

350を超える有害化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられる世界最高水準の安全規格です。